デザイナーズマンション。ネットで物件などを閲覧していると、「これのどこがデザイナーズなの?」と、首をひねりたくなるような物件に出会う事があります。みなさんも経験あるのではないでしょうか?そもそも、デザイナーズマンション・アパートとは、有名な建築デザイナーが設計したこだわりのマンションの事を呼んでいました。諸説あるようですが、この言葉が出始めたのは1980年代のバブルの頃だと言われています。

 

デザイナーがこだわりぬいて設計し、デザインの吟味を重ねた物件からは、他ではちょっと見ないような独創的でユニークで画期的なコンセプトが感じられ、まさに「無双」と言えるものでした。一見すれば、「おぉ、他じゃ見ないよね!」と感じられる雰囲気を持っていた物件をデザイナーズ物件と呼んでいたのです。

 

現在のデザイナーズマンション・アパートの定義

デザイナーズ

現在では、「独創的である」という意味もだいぶ薄れ、「デザイナーズ=おしゃれな物件」というイメージだけが先行してしまっているように思います。冒頭に書いたような事が起こるのもこれが原因でしょう。大手企業が立てたアパートも「デザイナーズアパート」などとして紹介されるようになっていて、そういう意味では、本当にこだわりぬいたデザインのアパート・マンションを探しにくくなっているかもしれませんね。

 

デザイナーズアパート・マンションが住みやすいか?と言えば、これについては、ちょっと疑問が残ります。もちろん、構造や強度については、デザイナーズ物件が一般的な物件に比べて劣るというわけではありません。上記の通り、デザイン重視の物件ではあるがゆえに、「動線」などは、優先順位的に下位になっている場合があります。デザインに惹かれて入居してみたものの、住みにくくて、割とすぐに退去してしまう方は多いように思います。

 

とは言えデザインに優れた「デザイナーズアパート・マンションに住む」という事は、この上ないステータスになります。機会があれば是非一度住んでみたいとは誰もが思う事ではないでしょうか?